KOMACHIの日々から

初夏の風を感じながら

2017.04.28

ゴールデンウイークを迎えますね。

まさにゴールデンな長い連休をとられる方もありましょうし

そんな時こそお仕事な方もありましょう。

期間中はお天気も良さそう?!

この時季から 初夏の陽気増しで、まさに夏の入り口であるを感じることでしょうね。

さてさて、

お外に初夏の爽やかな風を感じる頃になって

長良川蔵元では この冬季の酒造り期間の終わりを迎えました。

冬季の酒造りをする活気ある冬蔵風景から 静かの時を過ごす夏蔵風景へと移っていきます。

酒造りがおわりますと

酒造り期だけに活躍した道具たちも 出番の終わりを迎えます。

酒造りが始まる頃に、蔵の奥に仕舞い込んであった道具たちが 一斉に表にでてきましたが

今度は 活躍時季を終え、いつも以上にキレイにしてもらっては、

しばし 静かに蔵の奥に仕舞いこむ時がやってきました。

いつもきれいにして使ってはおりますが、

しばし 眠っていてもらおう時には

いつも以上に キレイにして 仕舞う準備をしなくては なりませぬな。

初夏の陽気の中、

洗濯日和とばかりに 洗ってはおもいっきり外に干せばいい!・・・というわけにはいきませぬ。

風は通るも 陰干しで 静かに干さねばならぬ道具も多いのでした。

初夏の風は感じる屋根の下で

圧搾機"やぶた"の搾り袋となる"ろふ"も干します。

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パーツとしては けっこうな大物なので 仕舞い仕事として キレイに洗い干すのは なかなかの重労働・・・

この仕舞い仕事の時だけは

毎年、蔵の女性スタッフの仕事となっておりまする。

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これで搾り上げた新酒は

これから それぞれの熟成の時を

静かに過ごしていくのです。

今季の仕事を無事にやりきったからでしょうか。。。物干しの上で どこか 満足げにみえるこの子たちなのでした。